BLOG | 山里からお届けする日々


【春の肌はゆらぎがち・・・保湿のすすめ】雪加化粧水ローズのお話

今年は春の気配を早く感じられますね。

皆様の肌の調子はいかがですか?

 

春のような気候が気持ちいい反面、紫外線が気になりませんか?

この時期の紫外線量は初秋と変わらないくらいだそうです。

紫外線による肌ダメージは?と聞かれたら、シミ!と答えたくなりますが、実は肌の乾燥もあるのです。

 

肌は、表皮・真皮・皮下組織からなります。

おおまかに言うと、表皮は外部からの刺激から守るバリア、真皮は肌に弾力を与え、皮下組織は外部からの大きな衝撃から守るクッションの役割をしています。

 

肌に影響を及ぼす紫外線はA波、B波に分かれます。

A波は曇りの日でも窓ガラス越しでも肌に届き、真皮まで侵入し弾力やハリを奪います。

またB波は表皮までしか侵入できませんが、シミや炎症を引き起こします。

 

このような紫外線を浴びると、肌は防御のために角質層が厚くなります。

そして内部ではバリア機能が低下していき、水分を保持し辛くなるのです。

肌は乾燥していき、さらに刺激を受けやすい状態になります。

花粉症でない方や他にアレルギーをお持ちでない方でも、この時期肌がゆらぐのは乾燥によるものかもしれません。

 

そこで、私たちは保湿をおすすめします。

冬からのケアで保湿は万全!との声が聞こえてきそうですが・・・

アトリエキクの新商品雪加化粧水ローズをご存知でしょうか?

従来の雪加肌水から大幅に成分を見直しました。

バラの蒸留水をセンチフォリアから、濃厚で香り高いダマスクローズへ。

そして決定的な違いは、保湿成分を配合したことです。

 

 

柚子
柚子
ブルガリア ダマスクローズ
ブルガリア ダマスクローズ

今回新しく採用した保湿成分は、ユズ果実エキス。

これには植物から初めてのヒト角層セラミドに近い天然フルーツセラミドを含んでいます。

また、セラミドは表皮の角質層の角質細胞を保持し、水分を保つ役割をはたしています。

これを補うことで高い保湿効果、バリア機能やターンオーバーの正常化を助け、乾燥肌の予防効果や改善をもたらすと言われています。

 

香りだけではなく肌の乾燥を根本から見直す雪加化粧水ローズ。

同シリーズの雪加保湿クリームもダマスクローズの蒸留水をベースに、ユズ果実エキスはもちろん、肌老化因子を抑制すると言われるアーティチョークエキスを配合し、シアバターと植物オイルでリッチな感触のクリームに仕上げました。

 

無料サンプルの準備も整いました。

ぜひこの機会に、合わせてお試しいただけたらと存じます。

 

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【クレンジングはオイル派?クリーム派?】雪加クレンジングオイルのお話

過去にドラッグストアで働いていた経験があるのですが、その店舗の美容部員さんに「いつまでオイルを使っているの!? 30歳を過ぎたらクリームにしなさい!」と、当時アラサーの私は叱られました。

 

これ、クレンジングの話なのです。クレンジングオイルはお肌を乾燥させるので、しっとりとした洗い上がりのクレンジングクリームに変えた方が良い、とのこと。

 

 みなさんはどのようなクレンジングをお使いですか?

 

 アトリエキクでクレンジングを開発するにあたって、どのタイプにするかとても悩みました。市販のクリーム・乳液タイプのクレンジングも色々と試してみましたが、洗い上がりはしっとりするものの、化粧落ちに問題があるものや・・・反対にオイルタイプはメイクがすっきり落ちるものの、肌の油分まで無くなってシワシワな感じ。

 

 今やアラフォーを通過した私たちに、肌を乾燥させる化粧品はあり得ません。でも、メイクはしっかりと落とせるものでなければ納得ができない。そこで、美容オイルをベースにしたクレンジングオイルの開発が始まりました。

アルガンツリー
アルガンツリー
アルガンの木の実
アルガンの木の実

 

そもそもクレンジングオイルとはどのような成分でつくられているのでしょう。メイクは主に油に溶けやすい成分でできているので、それと馴染ませるオイル(油 性ベース)。そして、メイクと馴染んだオイルを肌から洗い流すための乳化剤。化粧落ちを良くするための洗浄剤。商品が劣化しないようにするための、酸化防 止剤や防腐剤。他に、保湿成分や香料など様々な成分で構成されています。

 

 重要なのはクレンジングオイルの大半を占めているオイル成分。どのオイルを使用するかで、洗い上がりに差がでます。

 

  アトリエキクでは、石鹸の原料や美容オイルに植物オイルを用いています。ミネラルオイルとは違い、植物オイルは皮脂に近い成分でビタミン類を含んでいるも のもあり、肌によく馴染み柔軟にしてくれます。何種類もの植物オイルをブレンドしては、クレンジングに最適な組み合せを選んでいきました。

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2018年3月の限定アイテム|ネロリの香るボディクリーム

雪解け水の音が集落に広がる3月。あたたかな陽気も、時折来る強い風も、どこか清々しい気持ちにしてくれます。

さて、3月は「季節の限定クリーム第三弾」として、ネロリの香るボディクリームをお作りました。

 

アトリエキクの開発チーム、薬剤師中島女史がクリーム素地と成分を試作し、香りの調整はアロマセラピストの荒木女史が担当します。

二人とも娘を持つ母、自身の妊娠中の妊娠線予防クリームの効果を話し合ったり、荒木女史も運営するアロマトリートメント室で施術するマタニティケアの知識から、妊娠時にも更年期のストレスにも両方使える精油を選んで行きました。

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2017年4月の風景

今年の桜は4月終盤から

4月中旬まで寒さが続いたお陰で、今年の桜は長持ちしているようです。山からは鶯の声が響き、春のあたたかな日差しとともに集落では畑仕事を始める姿が。勿論、畑部=キクベジーマーケットも始動します!


実店舗も2017年の営業を開始!

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2017年1月の風景

ようやく冬らしく 集落は清閑な空気に包まれて

昨年は暖冬で雪の少ない冬を生まれて初めて経験しましたが、今年もずいぶん少なく、それはそれで除雪作業がなく楽ですが、でもやはり雪がないとねえ・・・。と思っていたら、日本列島を覆う大寒波で一気に降りました。積雪1mくらい、でも少ない方です。とりあえず屋根の雪下ろし第一弾を終え、工房では製造が進んでいます。


訪れるだけで身がしまる酒蔵、布屋 原酒造場(郡上市白鳥町)さんでは、今まさに花酵母日本酒も仕込みの最中でしょう。かすかにフローラルで、それでいてキリリとした味わいの花酵母日本酒。私達の工房ではsnowy(スノーウィー)花酵母日本酒のスキンケアシリーズで使わせて頂いてます。

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